> クリニック > 関東 > 東京都 > 両角レディースクリニック
両角レディースクリニック

クリニックの紹介

両角レディースクリニックは医療チームの連携を大切にし、患者様おひとりおひとりにあった治療を提供出来ます様、設備、環境づくりに取り組んでおります。
お部屋は全て遮音、防音装備になっており、安心してお話をして頂ける明るく解放的な空間になっております。
自分の子供を腕に抱くという最高の夢を叶える為に是非一歩私達と踏み出してみませんか?

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5-11 V88ビルディング 4階
TEL 03-5159-1101
HP https://morozumi-lc.com/

診察時間

曜日
午前
午後
夜間

午前 8:30〜12:30
午後 15:30〜18:30

▲土曜の午後診察は14:00~15:30

休診日:日曜
※祝日午前9:30〜12:30 採卵、移植、人工授精およびそれらに関わる診察。
※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。

               

代表者紹介

両角 和人
院長

両角 和人

【職歴】
平成10年 4月 福島県立医科大学産婦人科学講座入局
平成10年10月 板橋中央総合病院産婦人科医員
平成13年10月 福島県立医科大学産婦人科学講座医員
平成16年 9月 ハワイ大学医学部生殖生物学研究所留学
平成19年 1月 福島県立医科大学産婦人科学講座助教
平成20年 6月 山王病院リプロダクションセンター
平成20年 6月 国際医療福祉大学大学院講師
平成24年 7月 両角レディースクリニック院長
現在に至る

【資格・所属学会等】
日本産婦人科学会専門医
日本生殖医学会生殖医療専門医

日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本受精着床学会評議員
日本哺乳動物卵子学会大会幹事
日本アンドロロジー学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本IVF学会評議員
American Society for Reproductive Medicine
European Society of Human Reproduction and Embryology

診療方針

『自分の子供を腕に抱く』という最高の夢をかなえるために。
両角レディースクリニックは、体外受精、顕微授精等の高度生殖医療を中心とした不妊治療専門のクリニックです。
患者様お一人おひとりのご希望や体質に合った最適な治療を、科学的根拠に基づきご提供いたします。
『自分の子供を腕に抱く』という最高の夢をかなえるために、患者様の立場に立ち治療のお手伝いするとともに、患者様にはリラックスして治療に挑んでいただければと思っております。

クリニックインタビュー

Q.どういう治療が貴院の特徴でしょうか
当院の最大の特徴は、一人一人に対して個別に対応するところです。
必要な薬剤を必要な量だけ検査結果を見ながらその都度調整します。
〇〇法と言っても実に内容は多岐にわたります。
例えばレストランであるメニューを頼むとしてもファミレスと高級料亭では全然内容が異なるのは周知のことですが、当院はまさにそこを目指しています。
前医でアンタゴニスト法は全く結果が出ませんでした、そういう方がいますが当院のアンタゴニスト法は名前は同じですが全く異なるものです。
使う薬剤の量やタイミング、また切り替えのタイミングなど全然異なります。
前医での治療結果や前回の治療結果を見ながら患者さんがどうして結果が出ないのかを見極めます。

また薬剤に限らず採卵の細かい設定、受精方法、培養液や培養庫も経過を見ながら変えていきます。
最初は当院のベストの治療方法や培養システムを行います。
ただそれは万能ではなく万人に通用するものではないことも同時に我々は理解しています。
特に高齢の方や卵巣機能が低下している方にはそのわずかな差が致命的になります。
そこを見抜くことこそが専門家としての務めだと思います。
いつも同じ、自分達の方法が最善でそれに合わないのならあなたの卵子の質が悪い、転院したらどうですか、これは驕りであり明らかな勘違いです。
卵子の質が悪いのではなく、医師の質、培養士の質が悪い、そう思わないと技術の改善はないし永遠に進歩せず同様な方々を妊娠させる事は出来なくなるのだと思います。
Q.患者さんに対して気を付けている事があればお聞かせください
専門医、専門施設として出産という結果を出すことはある意味当然だと思います。
高い治療費を払いここまでの負担を押し付ける以上、いかに最短で結果を出すことこそが医療側の務めだと思います。
可能な限り1回の移植で卒業してもらう、やはりここが大切であると思います。
刺激から採卵、受精、培養の過程全てにこだわり良好な胚盤胞を丁寧に作りそれをしっかりと専門医がベストな位置に移植し辛い思いを感じることなく良い思い出ばかりで卒業してもらうこと、ここを目指しています。
そして最短以上に大切なことがありそれは快適に治療を受けてもらうことです。
例えば痛いけど我慢しなさいということはあり得ないことで、できるだけ痛みを少なくするよう務めることが医療者としての責務だと思います。
痛い処置や痛い部分をいかに少なくするか、それを全員で検討し改善するように努めています。
どうしても痛い時もありますがその場合、とにかく隣に寄り添う姿勢を貫きます。
採卵の時の看護師が隣に2名、3名、4名ついて手を握り肩や足を摩り全員で励ましながら行います。
また結果が出なく辛い時は大きな声で泣きたいと思う時のために個室で泣けるような特別な部屋を用意しています。
この部屋は防音であり落ち着くまでいてもらうことができます。
妊娠していない結果を伝える前にその部屋を確保してから診察室に呼び入れ結果を伝えています。
またその際に看護師がそばにいて寄り添うこともしています。
全員に結果を出せない治療である以上寄り添うことが必要なのだと思います。

またそれと同時に患者さんが何を期待しているのか、何に悩んでいるのかを初診時に注意深く聞きます。
医師の押し付けではなく患者が望んでいる治療を聞いてそれに対してなるべく近づけていくことが目指すべき治療だと考えています。
もちろんエビデンスや過去の結果を元に専門家としてこの治療法があっているためお勧めしますとアドバイスをしますが、最終的に選択肢は常に患者さんが持つことが正しいと思います。
治療の主役はご夫婦お二人であり医療側はあくまで専門家として選択肢を示して最善策を提示し伝えることですが、それは決して二人の価値観や人生観を覆してはならないと思います。
Q.院内の雰囲気づくりで気を付けているところは、どの様なところでしょうか
院内の雰囲気には開院時から気をつけています。
結果が出なくストレスを感じる時が多い治療ですが病院らしさを減らしバックミュージックにはハワイアンを流し院内にはヘザーブラウンの絵を多数飾り採卵後の休憩室ではハワイから空輸したクッキーやマリアージュフレールの紅茶を提供しています。
決してお金をかければ良いということではなく、私たちとしてどうしたらリラックスしてもらえるか、気持ちが伝わるかを考えた結果行っていることです。
移植の際に旦那様の立ち会い移植も推奨しています。
一番不安を感じる時に隣にいて手を握ったり他愛もない話をすることが普段の落ち着きをもて安心感につながると思います。
時間をかけて丁寧に診療している関係で待ち時間が長くなるという問題がありますが、院内に無料のWi-Fi や電源を整備し要望に応えデスクや自販機も備えました。
仕事をしながら有効に時間を使いたいという希望に応えました。
卒業の際に患者さんからのアンケートで院内の雰囲気がとてもリラックスできました。
採卵後のハワイアンセットが最高でした、そういう意見が多数あり気持ちが伝わっていると思い嬉しく思います。
卒業の際には鶴岡八幡宮の安産のお守りを渡し、希望の方には院長と写真を撮り、大勢のスタッフでお祝いをし送り出します。
頂いたアンケートはスタッフ休憩室に張り出レスタッフ皆で読むようにしています。
これらのフィードバックがさらに良い治療に繋がると考えています。
Q.最先端の治療で、期待出来るものはございますか
① PGT-Aは流産を繰り返している方には期待できることを確信しています。
反復不成功に対してはRCT をしっかりと検討してからで良いと思いますが、流産を繰り返す方は心身ともに限界であり、特にメンタルの面で限界です。
現場としてはPGT-Aをせず流産率を下げられない治療を選ぶか、保険が使える年齢にも関わらず全額自費でPGT-Aを行う治療法の2択を迫ることはとても辛い説明となり患者としても大変ストレスを感じると思います。

② PFC-FDも期待できると思います。
子宮内への投与はエビデンスも出ていて効果がありますが、高齢の方に対して卵巣内への投与も当院では半年前から多数行なっています。
高齢の方でも胚のグレードが上がり期待できると考えています。
保険が適用されるものの胚の質が良くない若い方にもこの卵巣内投与が行えれば胚の質の改善につながり期待ができると思います。
Q.今後の保険適用に期待する事をお聞かせください
①年齢制限をもう少し緩和して欲しく思います。
43歳から治療を開始した方でも当院では多数出産しています。
年齢制限は一律ではなく、これはその地域、患者さんの背景経済力、そして病院の設備や治療法にも大きく左右されるのだと思います。
つまり1ヶ月前に開院した施設もあれば、10年以上最先端で最大限ハードとソフトに投資している施設もあり、全国どこでも決して同じ治療成績ではありません。
年齢制限に対しての一つの提案として「過去のその病院の実績をもとに変化させる」ことも検討しても良いのではないかと思います。
制度作りが大変難しいかもしれませんが、43歳以上で出産という結果を出している高齢の方から保険適用の希望が多数出ています。
②PGT-Aを少しでも早く保険適用にすべきであると思います。
保険が無理だとしても先進医療Aには認めて欲しく思います。
先進医療Bだと行える施設の限られており現実的ではありません。
多くの方が苦戦して辛い思いをしていることを政治家の先生、厚労省の担当の方、そして先進医療会議の関係者の方に理解して欲しく思います。
もちろん決められた手順を踏まないといけないことは十分理解していますが、そのスピードを最大にしてほしいと願います。
流産を繰り返す方に待っている時間は本当にありません。

アクセス

東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩2分
東京メトロ銀座線・日比谷線・丸の内線 銀座駅 徒歩3分
JR山手線 有楽町駅 徒歩5分