【不妊治療体験談】ほん様*2度の流産と不育症を乗り越えて――約4年間の歩み
ほん様に不妊治療体験談をお聞かせいただきました。
スタッフ:不妊治療の経歴を教えてください。
●一人目不妊治療:タイミング~体外受精 約3年間
タイミング→対外受精にステップアップ後2度の初期流産
念のための検査で不育症判明
不育症治療と不妊治療の併用により、第一子無事出産
●二人目不妊治療:不育症治療再開~凍結胚盤胞移植 約1年間
スタッフ:不妊治療を始めたきっかけは何ですか?
なかなか授からないので、年齢的な不安もあり、軽く検査だけという気持ちでクリニックを訪れたのがきっかけです。
説明を聞いて年齢的な焦りをより強く感じ、まずはタイミング法からスタートしました。しかし良い結果につながらず、人工授精は飛ばして、体外受精にステップアップしました。
仕事と通院の両立が難しく、悩んだ末退職を決意したのも、高度治療に踏み切れた大きなきっかけとなりました。
スタッフ:総額費用はいくらぐらいでしょうか?
総額200万程だと思います。
スタッフ:不妊治療をしていて辛かったことはありますか?
私が治療を受けていた頃は、全額自己負担でした。退職して通院最優先のスケジュールは確保できたものの、高額な治療費は、「次またダメだったらどうしよう」というプレッシャーに拍車をかけました。
それまで、仕事でも精一杯努力してキャリアを積んできたつもりでしたが、不妊治療に関しては、「努力してもどうにもならない結果」に何度も心が壊れそうになりました。食事に気を付けても、通院をがんばっても、薬をちゃんと飲んでも、規則正しい生活を心掛けても、それでも結果に結びつかなかったです。ダメだった時にまた振り出しにもどってゼロからスタートする虚しさがとてもつらかったです。
特に、自分が流産した時期が友人の出産ラッシュと重なり、出産祝いを選びながら涙が止まらなくなったことを今でも覚えています。
スタッフ:パートナー様やご両親、ご友人、職場の方々との関係はどのような感じでしたか?
主人も忙しい中、治療に協力的で大変助かりました。退職前に職場の上司や仲間には不妊治療のことを話しました。みんなが応援してくれて心強かったです。人事の方も「実は不妊治療を理由に退職する社員が結構多い」と悩んでいたのにも驚きました。
スタッフ:これから不妊治療を始める方へのアドバイスはありますか?
スタートは早い方がいいです。何か問題が見つかっても様々な対応がとれます。また、可能であれば治療を理由に退職せず、キャリアも赤ちゃんもあきらめてほしくないです!
スタッフ:改善して欲しい点はありますか?(例:クリニックにこうしてほしい、治療をしながらもっと自由に働ける職場がほしい等)
特に採卵前や移植前後の通院スケジュールや具体的な治療内容について、より多くの方(特に企業の人事担当者など)に情報提供していただきたいです。
スタッフ:不妊治療の保険適用についてどう思われますか?(期待や改善点等あれば)
経済的な負担が少なくなるだけでも、治療継続のモチベーションが保たれると思います。肉体的・精神的な負担が大きい治療ですので、せめてお金の心配だけでも軽減していただきたいです。
スタッフ:プレコンセプションケアについてどう思われますか?
将来の不妊・流産リスクを減少させるためにも、また、妊娠・出産に向けた最適な体づくりのためにも、遅くとも思春期ぐらいの段階から推進していただければと思います。
スタッフ:自由回答(思うこと・お伝えしたいこと)
不妊治療の数年間は、いまでも忘れがたい経験です。ですが、経験したからこそ見えたものもたくさんありました。多くの方のお力になれれば幸いです。
さまざまな苦しさを率直にお話しいただき、ありがとうございました。「努力してもどうにもならない結果」に心が折れそうになりながらも治療を続けてこられた歩みは、同じように悩む方の大きな支えとなります。治療と仕事の両立に悩む方へ届き、誰もが自分らしい選択をできる環境が広がっていくことを願っています。
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