> お知らせ > 夏こそ油断禁物!冷房による「冷え」と妊活・不妊治療の関係|今日からできる冷え対策3選

はじめに

夏は気温が高く、「冷え」とは無縁と思われがちですが、実は一年の中でも体が冷えやすい季節です。

外は35℃を超える猛暑でも、オフィスや電車、商業施設では冷房が効いており、室内との温度差は10℃近くになることも珍しくありません。

このような寒暖差を何度も繰り返すことで、自律神経には大きな負担がかかります。

妊活中や不妊治療中は、「冷えはよくない」と耳にしたことがある方も多いでしょう。

冷えが直接不妊の原因になるという明確な医学的根拠はありませんが、体調を整え、治療を継続しやすい体づくりという観点からも、冷え対策は大切なセルフケアの一つです。

今回は、夏に起こりやすい「寒暖差疲労」の仕組みと、今日から実践できる冷え対策をご紹介します。

夏に起こりやすい「寒暖差疲労」とは?

私たちの体は、自律神経が体温を一定に保つ働きをしています。

暑い場所では汗をかいて熱を逃がし、寒い場所では血管を収縮させて体温を保とうとします。

しかし、外は35℃☀室内は25℃

というような環境を何度も行き来すると、自律神経は体温調節を繰り返さなければならず、次第に疲弊してしまいます。

これが「寒暖差疲労」と呼ばれる状態です。

寒暖差疲労になると、

・手足の冷え

・疲れやすい

・肩こり・首こり

・頭痛

・睡眠の質の低下

・食欲不振

・夏バテ

などの症状が現れることがあります。

妊活中・不妊治療中に冷え対策が勧められる理由

冷え=不妊と考える必要はありません。

しかし、妊活では治療だけでなく、毎日の生活習慣を整え、心身ともに良いコンディションを保つことも大切です。

例えば、

・十分な睡眠をとる

・バランスよく食事をする

・適度に体を動かす

・ストレスをためすぎない

といった生活習慣は、健康維持にもつながります。

夏の冷え対策もその一つ。

体を冷やしすぎないよう意識することで、夏特有の不調を予防し、毎日を快適に過ごしやすくなります。

今日からできる夏の冷え対策3選

① 羽織りものを持ち歩く

冷房の効いた室内では、思っている以上に体が冷えています。

特にオフィスや電車では、自分で温度を調整できないことも多いでしょう。

そんな時は、薄手のカーディガンやストール、シャツ🧥

などを一枚持ち歩くのがおすすめです。

肩やお腹周りを冷やしすぎないだけでも、寒暖差による負担を軽減できます。

② 1時間に1回は立ち上がる

デスクワークが続くと、足の筋肉を使う機会が減り、血流が滞りやすくなります。

血液は筋肉の動きによって循環しやすくなるため、長時間同じ姿勢でいることは冷えの原因の一つです。

おすすめは、

・トイレまで歩く

・飲み物を取りに行く

・コピーを取りに行く

・その場で30秒足踏みする

など、短時間でも体を動かすこと。

厚生労働省でも、長時間座り続けず、こまめに体を動かすことが健康維持のために勧められています。

③ 夜は湯船につかる

暑い日はシャワーだけで済ませたくなりますが、夜はぬるめのお湯にゆっくり浸かるのがおすすめです。

目安は

38〜40℃で15〜20分程度。

湯船に浸かることで、

🌱リラックスしやすい

🌱血流が促される

🌱就寝前に体温が緩やかに変化し、眠りにつきやすくなる

などのメリットが期待できます。

暑い季節だからこそ、体を温める時間をつくってみましょう。

さらに取り入れたい冷え対策

3つの対策に加えて、次のような工夫もおすすめです。

①冷たい飲み物ばかり飲まない

冷たい飲み物を飲むこと自体は問題ありませんが、一日中冷たいものばかりでは体が冷えやすくなることもあります。

常温の水や温かいお茶も取り入れながら、バランスよく水分補給をしましょう。

②「3つの首」を冷やしすぎない

首・手首・足首には皮膚の近くを太い血管が通っています。

冷房が強い場所では、この3か所を冷やしすぎないよう意識するだけでも、体感温度が変わることがあります。

③エアコンの風を直接受けない

職場や自宅では、可能であれば風向きを調整したり、席を少し変えたりするだけでも冷え対策になります。

まとめ

夏は暑さだけでなく、冷房との寒暖差によって自律神経が疲れやすい季節です。

冷えが直接不妊の原因になるわけではありませんが、妊活・不妊治療中は、毎日の体調を整えながら治療を続けていくことも大切です。

今回ご紹介した「羽織りものを持ち歩く」「1時間に1回体を動かす」「夜は湯船につかる」

といった小さな工夫は、今日からすぐに始められるものばかりです。

今年の夏は、暑さ対策だけでなく、冷え対策も取り入れながら心地よく過ごしていきましょう。🌿