【コラム】プレコンセプションケアを男性にも
男性にも知ってほしい「将来の妊娠」と健康の話
近年、「プレコンセプションケア」という言葉を耳にする機会が増えています。
プレコンセプションケアとは、将来の妊娠や出産を見据え、女性や男性が自身の健康と向き合う取り組みのことです。
これまで妊娠や出産に関する話題は女性中心に語られることが多くありました。しかし近年では、妊娠は女性だけの問題ではなく、男性の健康状態も大きく関係することが明らかになっています。
今回は、男性にも知ってほしいプレコンセプションケアについて解説します。
不妊の原因は女性だけではない
不妊治療というと、女性が検査や治療を受けるイメージを持つ方も少なくありません。
しかし実際には、不妊の原因の約半数に男性側も関与しているとされています。
精子の数や運動率だけでなく、生活習慣や健康状態も妊娠の成立に影響する可能性があります。
そのため、将来子どもを望む場合には、女性だけでなく男性も早い段階から健康管理に取り組むことが重要です。
男性の年齢も妊娠に関係する
妊娠は女性の年齢が重要と言われることがあります。
確かに女性の年齢は妊娠率に大きく関係しますが、男性にも年齢による変化があります。
加齢に伴い精子の状態が変化することや、生活習慣病のリスクが高まることが知られています。
近年は男性不妊への関心も高まっており、男性自身が健康管理に取り組むことの重要性が広く認識されるようになってきました。
今日から始められるプレコンセプションケア
プレコンセプションケアは特別なことではありません。
将来の健康のために、日々の生活習慣を見直すことから始められます。
例えば、
・禁煙する
・過度な飲酒を控える
・適正体重を維持する
・十分な睡眠をとる
・適度な運動を行う
・ストレスをため込みすぎない
といった取り組みは、将来の妊娠だけでなく、自身の健康維持にもつながります。
「妊活」ではなく「人生設計」の視点で考える
プレコンセプションケアは、妊活を始める人だけのものではありません。
将来結婚するかどうか、子どもを持つかどうかに関わらず、自分の健康について知ることは人生を豊かにすることにつながります。
最近では自治体や企業でもプレコンセプションケアに関する啓発が進められており、若い世代から正しい知識を持つことの重要性が注目されています。
まとめ
妊娠や出産は女性だけが担うものではありません。
だからこそ、プレコンセプションケアも女性だけのものではなく、男性にとっても重要な健康管理の一つです。
将来子どもを望むかどうかに関わらず、自分自身の健康を見つめ直すきっかけとして、プレコンセプションケアについて考えてみてはいかがでしょうか。
FCHでは、妊活・不妊治療に関する正しい情報発信を通じて、将来のライフデザインを考えるきっかけづくりを応援しています。
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