【コラム】妊活中の情報疲れを防ぐためには?― SNSとの上手な付き合い方 ―
不妊治療や妊活を始めると、多くの人が最初にすることは「検索」です。
🔎「AMH 低い」
🔎「採卵 痛い」
🔎「移植後 症状」
🔎「妊娠できた人 サプリ」
気づけば毎日SNSやインターネットで情報を集め、不安になって、また検索してしまう…。
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今は簡単に情報へアクセスできる時代だからこそ、情報疲れに悩む方も少なくありません。
今回は、妊活中に感じやすい「情報疲れ」と、SNSとの上手な付き合い方についてお話しします。
妊活中、なぜ情報疲れしやすいの?
妊活・不妊治療は、正解がひとつではありません。
年齢や体質、治療内容、仕事、パートナーとの関係…。
人によって状況が大きく異なるため、「これをすれば必ず妊娠できる」という答えがない世界です。
だからこそ、多くの方が
・少しでも可能性を上げたい
・後悔したくない
・他の人はどうしているのか知りたい
という思いから、情報収集を続けます。
しかしその一方で、
・SNSで他人と比較してしまう
・情報が多すぎて何を信じればいいかわからない
・「もっと頑張らなきゃ」と追い込まれる
という状態になってしまうこともあります。
SNSは「参考」になるが、「基準」にしなくていい
InstagramやX、YouTubeには、たくさんの妊活情報があります。
体験談に救われることもありますし、
「自分だけじゃない」と安心できることもあります。
一方で、SNSにはうまくいった結果が目立ちやすい側面もあります。
(例)
・1回目の体外受精で妊娠
・このサプリで改善した
・この生活習慣で成功した
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、それが自分にも当てはまるとは限らないということを忘れないことが大切です。
妊活や不妊治療は、本当に個人差の大きいものなので、
誰かの成功体験が、自分にとっての正解とは限りません。
検索しすぎて苦しくなる
不安が強い時ほど、人は情報を探し続けてしまいます。
ですが、検索を続けることで逆に不安が増幅してしまうケースもあります。
例えば、
・症状を調べるたびに不安になる
・「これもやった方がいい?」が増え続ける
・常に妊活のことを考えてしまう
こうした状態が続くと、心が休まらなくなってしまいます。
妊活は短距離走ではなく、長期戦になることもあります。
だからこそ、情報から少し離れる時間を意識的につくることも大切です。
情報とのちょうどいい距離感を作るコツ
① 信頼できる情報源を絞る
SNSだけではなく、
・医療機関
・公的機関
・専門サイト
・主治医
など、根拠のある情報を中心にすることで、不安が整理しやすくなります。
② 「見てつらくなるアカウント」は無理に追わない
誰かの妊娠報告や治療経過を見て、苦しくなる日もあります。
そんな時は、
・ミュートする
・一時的にSNSから離れる
・妊活情報を見ない日をつくる
ことも、自分を守る大切な選択です。
③ 「頑張りすぎない」を意識する
妊活中は、
「食事も完璧にしなきゃ」
「運動しなきゃ」
「サプリも全部試さなきゃ」
と、やるべきことが増えてしまいがちです。
ですが、全部を完璧にこなそうとすると、心も身体も疲れてしまいます。
今の自分にできることを少しずつで十分です。
ひとりで抱え込まないことも大切
妊活や不妊治療は、とても繊細なテーマです。
周囲に気軽に相談しづらく、
ひとりで悩みを抱えてしまう方も少なくありません。
そんな時は、パートナー・医療スタッフ・カウンセラー・オンライン相談
など、安心して話せる場所を持つことも大切です。
🍃ちゃんと休めているかな
🍃少し頑張りすぎていないかな
そんなふうに、自分自身の心にも目を向けてあげてください。
まとめ
妊活中の情報収集は、決して悪いことではありません。
ですが、情報に触れ続けることで、知らないうちに心が疲れてしまうこともあります。
大切なのは、情報に振り回されないことです。
誰かと比べすぎず、自分たちのペースで進んでいくことが、妊活や不妊治療と向き合う上でとても大切です。
焦る日や、不安になる日があっても大丈夫。
必要以上に自分を追い込まず、時には少し休みながら進んでいきましょう。
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