> お知らせ > 【コラム】IUIとIVFって何が違う?―不妊治療の基本と、自分に合った選び方のポイント―

言葉だけを見ると難しそうに感じますが、
実はこの2つは 治療のステップと方法が違うだけです。

この記事では、
✔ IUIとIVFの基本的な違い
✔ それぞれのメリット・デメリット
✔ どんな人が選びやすいのか
を、できるだけ分かりやすく解説します。


そもそもIUIとIVFって何?

🔹 IUI(人工授精)とは

IUIは、排卵のタイミングに合わせて、精子を子宮内に注入する治療です。

・精子を洗浄・濃縮して
・カテーテルで子宮の中へ届ける

という方法で、受精自体は体内で起こります

☛「自然妊娠をサポートする治療」に近いイメージです。


🔹 IVF(体外受精)とは

IVFは、卵子を体外に取り出し、精子と受精させてから胚を子宮に戻す治療です。

・採卵
・受精(体外)
・培養
・胚移植

という工程を踏み、受精の場が体外になるのが最大の違いです。

☛より医療介入が多い分、選択肢や調整の幅が広い治療です。


IUIとIVFの違いを比べてみる

項目IUI(人工授精)IVF(体外受精)
受精の場所体内体外
治療の負担比較的少ない身体・精神的負担はやや大きい
通院頻度少なめ多め
費用比較的低い高くなりやすい
妊娠率緩やか年齢や条件次第で高くなる

どんな人がIUIを選びやすい?

IUIは、次のようなケースで選ばれることが多い治療です。

✔ タイミング法では結果が出なかった
✔ 精子数・運動率がやや低め
✔ 原因不明不妊
✔ まずは身体への負担が少ない治療から始めたい

特に、年齢が比較的若く、自然妊娠の可能性が残っている場合には、
最初のステップとして選ばれることが多いです。


どんな人がIVFを検討することが多い?

一方、IVFは以下のような場合に検討されます。

✔ IUIを複数回行っても妊娠に至らなかった
✔ 卵管因子(卵管閉塞など)がある
✔ 精子の状態が厳しい
✔ 年齢的に時間を大切にしたい
✔ 受精や胚の状態を確認しながら進めたい

「次の一手として選ぶ治療」という位置づけになることが多いのがIVFです。


「どちらが正解?」ではなく「どちらが合うか」

IUIとIVFに、優劣はありません
大切なのは、

・年齢
・原因
・治療歴
・身体的・精神的な負担
・ライフスタイル

これらを踏まえて、今の自分に合った選択をすることです。

また、最初からIVFを選ぶ方もいれば、
IUIを数回行ったうえでIVFへ進む方もいます。

☛治療は「段階的に考えていいもの」
☛途中で方針を変えることも、決して珍しくありません。


不安や疑問は、遠慮せず相談してOK

「こんなこと聞いていいのかな…」
そう感じる質問こそ、実はとても大切です。

治療の選択に迷ったときは、
✔ 医師
✔ 看護師
✔ カウンセラー

に相談しながら、納得できる形で進めていくことが、
心の負担を減らす近道になります。