【コラム】先進医療って何?費用・内容・選び方をやさしく解説
不妊治療について調べていると、
「先進医療」という言葉を目にすることが増えたという方も多いのではないでしょうか。
でも実際には、
「保険は使えるの?」
「必ず受けたほうがいいの?」
「高そうで不安…」
そんな疑問や戸惑いを感じる方も少なくありません。
このコラムでは、
先進医療の基本・費用感・内容・選び方の考え方を、
できるだけやさしく整理してお伝えします。
そもそも先進医療とは?
先進医療とは、
一定の有効性や安全性が認められているものの、まだ公的保険の対象になっていない医療技術のことです。
不妊治療の分野では、
体外受精や顕微授精の「基本治療」に追加して行われる検査や技術が、
先進医療として位置づけられていることが多くあります。
先進医療を「標準治療の代わり」として考えるのではなく、「補助的な選択肢」であるという点を理解することが大切です。
不妊治療で使われる主な先進医療の例
先進医療にはさまざまな種類がありますが、代表的なものには以下のようなものがあります。
- 受精や胚の成長をサポートする技術
- 胚をより詳しく評価する検査
- 着床環境を調べるための検査
- 精子や卵子の状態をより詳しく確認する方法
内容を見ていくと、
「妊娠率を少しでも高める可能性を探るための選択肢」
として位置づけられているものが多いことが分かります。
ただし、すべての人に効果があると保証されているわけではありません。
先進医療の費用はどのくらい?
先進医療は原則として自己負担となり、
内容によって費用は大きく異なります。
目安としては、
- 数万円程度のもの
- 十数万円かかるもの
など、幅があります。
また、
✔ 体外受精・顕微授精などの基本治療は保険適用
✔ そこに追加する先進医療部分のみ自己負担
というケースが一般的です。
※自治体によっては、先進医療に対する助成制度が用意されている場合もあるため、
お住まいの地域の制度を確認してみるのも一つです。
先進医療は受けたほうがいいの?
結論から言うと、
必ず受けなければいけないものではありません。
先進医療はあくまで選択肢のひとつです。
- 年齢
- 治療歴
- これまでの結果
- 費用面・気持ちの余裕
などによって、
合う人・合わない人が分かれるのが現実です。
「やらなかったら後悔しそうだから」
「みんなやっていると聞いたから」
という理由だけで選ぶ必要はありません。
後悔しないための選び方のポイント
先進医療を検討する際は、次のような視点を大切にしてみてください。
① なぜ勧められているのかを確認する
- 自分の状況にどう関係しているのか
- どんな点を補う目的なのか
を、遠慮せず医師に聞いてみましょう。
② 期待できること・限界を知る
妊娠率が必ず上がるというものではない、
という前提を理解しておくことも大切です。
③ 費用と気持ちのバランスを見る
治療は、身体だけでなく心にも負担がかかります。
納得して選べているかはとても重要なポイントです。
情報が多いからこそ大切にしてほしいこと
今はSNSやネットで先進医療の情報がたくさん手に入る時代です。
しかし、誰かに合った選択が必ずしも自分にも合うとは限りません。
やらなかった=間違い
やった=正解
ではなく、
自分が納得して選んだかどうかが一番大切な軸です。
最後に
先進医療は、
妊活や不妊治療の可能性を広げる選択肢のひとつではありますが、
無理をして選ぶものではありません。
迷ったときは、
一度立ち止まって考えてみても大丈夫です。
FCHでは、
治療の選択肢を比べるだけでなく、
気持ちに寄り添いながら考えることを大切にしています。
あなたにとって、
少しでも納得できる選択につながりますように。
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