【コラム】病院に行く前に知っておきたい5つのこと
「妊活のために病院へ行ったほうがいいのかな?」
そう思いながらも、不安や迷いを感じている方は少なくありません。
このコラムでは、初めて病院を検討するときに、事前に知っておいてほしい5つのことをお伝えします。
「行く・行かない」の判断材料として、気持ちを少し整理するきっかけになれば嬉しいです。
① 病院に行く=すぐ治療、ではありません
「病院に行ったら、すぐ不妊治療が始まるのでは…」
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
実際は、最初は検査やカウンセリングから始まることがほとんど。
話を聞くだけ、体の状態を知るだけ、という段階で終わる方もいます。
「まずは情報を知る場所」と考えて大丈夫です。
② 行くタイミングに“正解”はありません
「何年妊活してから行くべき?」「年齢的に遅い?」
よく聞かれる質問ですが、行くタイミングに正解はありません。
✔ すぐに妊娠したい
✔ 体の状態を一度知っておきたい
✔ モヤモヤを整理したい
理由は人それぞれで大丈夫。
「気になったとき」が、あなたにとってのタイミングです。
③ 検査は一度で全部しなくてもOK
病院=たくさん検査をする、というイメージがありますが、
検査は段階的に進めることができます。
「今日はここまで」「今回は血液検査だけ」など、
自分のペースで相談しながら決めていくことが可能です。
無理にすべてを受ける必要はありません。
④ 不安や希望は、遠慮せず伝えていい
「治療はまだ考えていません」
「仕事との両立が不安です」
「できるだけ自然に近い形で進めたい」
こうした気持ちは、伝えていいし、伝えてほしいものです。
医療は一緒に考えるものです。
我慢せず、正直な気持ちを言葉にしてみてください。
⑤ 合わないと感じたら変えてもいい
病院や医師との相性は、人それぞれ。
「話しにくい」「なんとなく違和感がある」
そう感じることもあります。
その場合、転院や別の選択をしても問題ありません。
あなたが安心して相談できる場所を選ぶことが、何より大切です。
最後に|病院は「選択肢のひとつ」
病院に行くことは、
「妊活を頑張る証明」でも「覚悟を決める場所」でもありません。
自分の体を知るための選択肢のひとつ。
行ってもいいし、行かなくてもいい。
知ったうえで選ぶことが、あなた自身を守ることにつながります。
このコラムが、少しでも心を軽くするきっかけになれば幸いです。
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