
【不妊治療体験談】しろくま様*“諦めなかった時間”がくれた出産の奇跡
しろくま様に不妊治療体験談をお聞かせいただきました。
スタッフ:不妊治療の経歴を教えてください。
2001年夏 男性不妊発覚するも自然妊娠を期待
2002年夏 IMF東大阪にて、顕微受精からの不妊治療と告知される
2002年冬 1回目採卵27個採卵、顕微受精2卵戻すも着床せず
2003年春 2回目顕微受精、2卵戻し1卵着床するも流産
2003年秋 3回目顕微受精、2卵戻すも着床せず
2004年春 4回目顕微受精、2卵戻し1卵着床妊娠
スタッフ:不妊治療を始めたきっかけは何ですか?
2001年に風邪でかかりつけの婦人科併設内科にかかった際、1年以上妊娠しないのは男性不妊の疑いありと指摘され調べた結果、精子が少なく元気もなく、男性不妊でした。
スタッフ:かかった費用はいくらぐらいですか?
はっきり覚えていませんが採卵が60万円弱、卵を戻すのに1回30万円弱、検査や注射、通院、流産の際の入院費を含めると300万円ほどです。
スタッフ:不妊治療をしていてつらかったことはありますか?
義理母に本当に息子の子かわからない試験管ベビーはいらないと言われたこと。
まだ助成金や保険適用もない時代で、高額でそれまでの貯金が消えたこと。
スタッフ:パートナー様やご両親、ご友人、職場の方々との関係はどのような感じでしたか?
夫は自分が原因なので協力的、両親からは孫がいないのはウチだけと急かされていました。職場は「そんなことせんでも作り方教えたるぞ」とセクハラまがい、通院の為の理解もなく退職しました。
スタッフ:これから不妊治療をされる方へのアドバイスはありますか?
今や世間の理解も深まり保険適用助成金と不妊治療が昔より格段にしやすくなったにしろ、やはり精神的な不安や焦りは変わらないと思います。
普段から適度な運動をして、あまりお姫様生活をしないでやりたいことは我慢せず過ごしていただければと思います。
スタッフ:改善して欲しい点はありますか?(例:クリニックにこうしてほしい、治療をしながらもっと自由に働ける職場がほしい等)
いまは昔に比べ、私が当時願っていた改善がほぼされていると思います。
スタッフ:プレコンセプションケアについてどう思われますか?
1年経っても妊娠しなければ考えるべきだと思います。
スタッフ:自由回答(思うこと・お伝えしたいこと)
明けない夜はないけれど、長すぎる夜は一旦辞めてみて、他の選択肢を考えてみてもいいのではと思います。
でも長く辛かった分、出産できた時の喜びは想像以上でしたし、子どものことを研究する時間が多く持ててよかった面もあります。
貴重な不妊治療体験談をお話しくださりありがとうございました。

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