【不妊治療体験談】NAM様*若い世代へのメッセージ。妊娠出産の仕組みを理解し、命の重みを知る大切さ
NAM様に不妊治療体験談をお聞かせいただきました。
スタッフ:不妊治療の経歴を教えてください
2021.7多嚢胞性卵巣と診断される。
2022.4人工授精へステップアップ
2022.7卵管癒着が疑われ体外受精へステップアップ。同時に不妊専門の鍼灸院へも通い始める
2022.9第1子妊娠
スタッフ:不妊治療を始めたきっかけは何ですか?
もともと何年も生理不順で頭痛などの症状がありピルを服用していました。
妊活を始めると同時にピルを辞めましたがやはりまた生理不順が復活し、すぐに
産婦人科へ相談に行き多嚢胞性卵巣と診断されたので不妊治療をスタートしました。
スタッフ:掛かった費用はいくらぐらいですか?
サプリや鍼灸治療など全部含めて70万ほどです。
スタッフ:不妊治療をしていて辛かったことはありますか?
2、3日に1度病院へ行き、排卵誘発剤の注射を打ちに行かなければならなかったのが辛かったです。
職場にも配慮してもらい早上がりして病院へ行くこともありました。
スタッフ:パートナー様やご両親、ご友人、職場の方々との関係はどのような感じでしたか?
主人に話を聞いてもらう事が多かったのですが、職場に不妊治療経験者が多かったので話を聞いたりアドバイスを頂いたりして元気を貰っていました。
友人には、私に妊娠報告するのを躊躇われるのが嫌だなと思い隠していました。
スタッフ:これから不妊治療を始める方へのアドバイスはありますか?
不妊専門の鍼灸治療にも通っていたのですが、そのお陰で体外受精も成功できたと思っています。鍼灸治療はリフレッシュにもなり続けやすかったので、もし不妊治療で立ち止まる事がありましたら検討してみる事をおすすめします。
スタッフ:改善して欲しい点はありますか?(例:クリニックにこうしてほしい、治療をしながらもっと自由に働ける職場がほしい等)
通っていたクリニックはいつも混んでいて、予約通りに呼ばれる事はほぼありませんでした。不妊専門のクリニックがもう少し増えて欲しいと思います。
スタッフ:不妊治療の保険適用についてどう思われますか?(期待や改善点等あれば)
私は人工授精にステップアップしたと同時に保険適用されたのでとても助かりました。ですがまだまだ自費の部分もたくさんあり、金銭的に誰でもできるという治療では無いかと思います。
スタッフ:プレコンセプションケアについてどう思われますか?
若い世代には不妊治療の事も知ってもらいたいですが、まずは妊娠出産の仕組みなどをしっかりと理解できる環境を整えることが大切なのではないかなと思います。
それを学んで命の重みが理解でき、不妊治療をしている人の気持ちに寄り添えるような方が増えるのではないかと思います。
スタッフ:自由回答(思うこと・お伝えしたいこと)
加入している医療保険で、不妊治療でも保険金が降りるのか確認しておくと良いと思います。私が加入しているところでは1回限りという条件でしたが体外受精も保険金が降りました。