【不妊治療体験談】今では猫の親様*周囲の偏見と闘った不妊治療の経験

今では猫の親様に不妊治療体験談をお聞かせいただきました。

スタッフ：不妊治療の経歴を教えてください

タイミング法、人工授精、卵管造影検査など各種検査

スタッフ：不妊治療を始めたきっかけは何ですか？

義両親からの孫の催促

スタッフ：掛かった費用はいくらぐらいですか？

年間20〜30万円

スタッフ：不妊治療をしていて辛かったことはありますか？

不妊治療に対して周りの理解が少ないこともあり、治療=妊娠・出産であったり、不妊治療をすると障害を持つ子が産まれるといった偏見もあった。子供が欲しくて治療をしていて中々授からず悲しい思いの中、周りでは妊娠出産が普通になり、素直に祝福する気持ちも妬む気持ちなどで葛藤もあり苦しい時期がありました。
当時は保険適用もなく実費であり、治療の進め方で費用も莫大な額になる為夫婦で相談しながらでした。
排卵のタイミングに合わせて治療も行う為、時間の拘束があり、理解のある職場でないと仕事も出来なかった。
夫婦ともに検査をいくら受けても問題が見付からず、投薬が増えたことで副作用で太ったりと、結果も出ずに肉体的精神的に追い詰められていく中、クリニックからはステップアップを勧められましたが、治療をお休みして自分を労ることにしました。

スタッフ：パートナー様やご両親、ご友人、職場の方々との関係はどのような感じでしたか？

友達はちょうど妊娠・出産ラッシュだったこともあり、中々不妊治療をしていることを打ち明けられませんでした。同窓会で治療を受けている友人が何人も居てビックリしましたが、情報共有出来て安心しました。夫は出勤前の採精が苦痛のようで、ストレスになったようです。

スタッフ：これから不妊治療を始める方へのアドバイスはありますか？

保険適用になったことで、治療に対する門も広くなったと思います。
先ず、夫婦でよく話をすることが大切だと思います。治療を受けても必ず授かるわけではないし、妊娠に至っても悲しい思いをすることもあるので、気持ちを共有して互いが理解し合っていないと辛くなったり感情的になりがちです。
精神面だけでなく、肉体的にも変化があったり苦痛を伴うものもあるので、子供は一人では出来ないのだから、協力し合うことも大切だと思います。

スタッフ：改善して欲しい点はありますか？(例:クリニックにこうしてほしい、治療をしながらもっと自由に働ける職場がほしい等)

クリニックは実績が欲しいのは分かりますが、患者側に立った見方をして頂きたいです。流れ作業な感じもありますし、親身にはなっていただけませんでした。

スタッフ：不妊治療の保険適用についてどう思われますか？(期待や改善点等あれば)

保険適用になったことは素晴らしいと思います。もう少し早く適用になっていれば、再び治療を受けられたと思います。

スタッフ：プレコンセプションケアについてどう思われますか？

初めて目にしたので調べましたが、良いと思います。

スタッフ：自由回答（思うこと・お伝えしたいこと）

不妊治療というマイナスイメージの”不妊”という言葉ではなく、もっとプラスな言葉で表現してもらいたいなと個人的には思います。