> クリニック > 九州 > 福岡県 > 蔵本ウイメンズクリニック
蔵本ウイメンズクリニック

クリニックの紹介

不妊症は体の機能ばかりが問題だとは限りません。
こころが平和で活力に満ちていることも大切です。
蔵本ウイメンズクリニックでは、まず、自分自身の体を知ることから、丁寧に始めます。
一人で悩んだり、傷ついたりしないでください。
ここでは、スタッフ全員があなた方を温かくお迎えし、高い知識と最新技術の医療を提供します。
ご一緒にがんばりましょう。

住所 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-1-19
TEL 092-482-5558
HP http://kuramoto.or.jp/

診察時間

曜日
午前
午後
夜間

午前 8:30〜12:00
午後 14:30〜17:00

休診日:金曜午後・日曜・祝日
※受診前には必ずクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。

               

代表者紹介

蔵本 武志
院長・理事長

蔵本 武志

みなさん、こんにちは。
蔵本ウイメンズクリニック院長の蔵本です。
ここでは、私がこのクリニックを設立するに至った経緯をお話ししたいと思います。

私は79年(昭和54年)に久留米大学医学部を卒業し、その後山口大学大学院で内分泌を学んだ際に不妊症に興味を持ちました。
それ以来、不妊治療を専門に取り組んできました。

しばらくの間大病院に勤務していましたが、大病院では不妊症の患者様も妊婦の方と同じ待合室を使用しなければなりません。
多くの不妊症の患者様にとって、これは精神的な負担となります。
そこで私は、不妊治療専門施設の必要性を感じ始めました。

不妊治療を行った方の約半数は、なかなか妊娠できずに体外受精など次の段階へ進まなければなりません。
顕微授精は体外受精の中でも高度なものです。
この技術を使用するためには、設備投資が必要なのはもちろんですが、一般診療と平行して行うことには無理があります。
そのため、欧米では不妊治療専門の病院がすでに数多く存在しているのです。
95年にオーストラリアに留学した際、私自身がそのような不妊治療専門施設での医療を体験し、不妊症に悩む方々のためのシステムの素晴らしさに感動しました。
そして、難治性の不妊症を対象にした施設を自分で作りたいと思うようになりました。
アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパの不妊症治療専門施設で研修した後に大病院を離れ、95年6月に独立開業しました。

クリニックを開業して18年経った頃には、妊娠数も10,000人を越え、来院される患者様の数もそれにつれ増えてきました。
生殖医療は、日進月歩です。
常に最高の医療レベルを求め、患者様のニーズに応えていくために各分野の専門家を増やした結果、スタッフ総数は50名を越えました。
そのため、これまでのクリニックでは手狭になり、最先端の医療器械を導入して、21世紀にふさわしい生殖医療を行うための先端医療センターを旧クリニックから至近距離の場所に開設しました。
プライバシー保護と生殖医療の品質管理・安全管理に十分配慮し、常に進歩する高いレベルの治療を行っています。

診療方針

蔵本ウイメンズクリニックでは、患者様にご納得のいく説明の上で、治療を行います。
無理のないよう、それぞれに最も適した治療を行っています。
しかし、同じ治療を漫然と行っていても、時間が過ぎていくばかりです。
そこで、蔵本ウイメンズクリニックでは、年齢や卵巣予備能(卵子数が多いか少ないか)、不妊の原因に見合った治療計画を作成し、できるだけ自然に近い方法からの治療開始及び、個々の状況に応じた治療レベルのステップアップを提案しております。
系統だった治療を行い、焦らずに続けて行けば、8割以上の方が妊娠できるものと確信しています。
当院は現在考えられている最高水準の医療を提供しています。前向きな気持ちでご一緒にがんばりましょう。

クリニックインタビュー

Q.どういう治療が貴院の特徴でしょうか
・開院時より、高いレベルの専門スタッフによるチーム医療を行い良好な成績の生殖補助医療を提供しています。
・国際標準化機構に規定された品質マネジメントシステムの最新版であるISO9001・2015を認証取得しています。さらに、我が国の生殖補助医療の品質向上を目指すJISART(一般社団法人日本生殖補助医療標準化機関)に発足以来加盟し、定期的な施設認定審査を受けており、スタッフ一同医療安全、生殖補助医療の品質管理を行っております。
・有用と思われる最新の技術・機器を取り入れています。
Q.患者さんに対して気を付けている事があればお聞かせください
・納得して治療を受けて頂けるように、患者さんに寄り添いながら説明し、その方に合った治療法を行うようにしています。
Q.院内の雰囲気づくりで気を付けているところは、どの様なところでしょうか
・清潔な施設環境
・プライバシーへの配慮(メールによる患者呼び出し、診察室はすべて個室など)
Q.最先端の治療で、期待出来るものはございますか
➀胚の着床前遺伝子検査
・反復流産、反復着床不全の方にPGT-A(着床前胚染色体異数性検査)を行う。
・均衡性転座で流産を繰り返す方にPGT-SR(着床前胚染色体構造異常検査)を行う。
②子宮内膜環境の異常のため反復着床不全や反復流産を起こす方に、ERA(子宮内膜着床能検査)やEMMA/ALICE(子宮内細菌叢検査)を行い、異常を認めれば治療します。
③タイムラプスインキュベーターを使用することで、胚を培養器の外に出さず、定期的に観察・記録することで安定した培養環境を保つことが可能になり、より胚盤胞への発育がしやすくなります。さらにAIを取り入れることで、胚評価をより客観的に行える可能性があります。
Q.今後の保険適用に期待する事をお聞かせください
経済的理由で体外受精などの生殖補助医療を受けることを躊躇されていた方が治療を受けやすくなりました。体外受精を受ける方の年齢が確実に下がるため、より妊娠までの期間が短くなり、妊娠される患者さんの増加が期待できます。

アクセス

福岡市空港線 博多駅 徒歩4分
福岡市営地下鉄 博多駅 徒歩4分
福岡市空港線 博多駅 徒歩4分