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木場公園クリニック

クリニックの紹介

木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
少しでも安心して不妊治療を受けていただけるよう、様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

住所 〒135-0042 東京都江東区木場2丁目17-13 亀井ビル 6階
TEL 03-5245-4122
HP https://kiba-park.jp/

診察時間

曜日
午前
午後
夜間

午前 8:30~12:00
午後 13:30~16:30

▲午前9:00~14:00 午後14:30~16:00

※6FART診のみ火曜・木曜 18:30まで診察
※受診前には必ずクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。

               

代表者紹介

吉田 淳
院長・理事長

吉田 淳

【職歴】
昭和61年03月 愛媛大学医学部卒業
昭和61年05月 東京警察病院産婦人科就職
平成03年07月 東京警察病院産婦人科退職
平成03年08月 池下レディースチャイルドクリニック(東京都江戸川区)
平成04年04月 日本産婦人科学会認定医取得
平成05年10月 高度医療研究所・中央クリニック非常勤医師
平成06年07月 東邦大学医学部第一泌尿器科学講座特別大学院研究生
平成09年11月 医学博士取得(男性不妊症と染色体異常)
平成09年11月 日本不妊学会賞受賞
(本邦の先天性精管欠損症と嚢胞性線維症の原因である△F508との関連についての研究)
平成10年10月 東邦大学第一泌尿器科非常勤講師
平成11年01月 木場公園クリニック院長(不妊センター)

【資格・所属学会等】
日本生殖医学会・生殖医療専門医
臨床遺伝専門医
経営修士(MBA)

診療方針

不妊症はカップルの病気です。
不妊症の原因は、女性のみ41%、男性のみ24%、男女両方にあり24%、原因不明11%で、男女両方に不妊症の原因のあるご夫婦が約4組に1組あります。
夫婦でよく話し合ってどのような治療を選択するのかを決めることが重要です。
当院では患者様の体の状況にあった治療法を検査結果から分析し選択しています。
女性の実年齢と卵巣年齢がイコールではないため、それぞれの卵巣年齢に応じて適切な卵巣刺激(高刺激法・中刺激法・低刺激法・自然周期法)を選択しています。
私たちは、ご夫婦にとって何が最優先なのかを考えながら治療を進めること、 患者様と同じ目線に立つことを心がけています。

クリニックインタビュー

Q.どういう治療が貴院の特徴でしょうか
一人の医師が女性不妊症、男性不妊症の両方を同時に治療することが当院の大きな特徴です。
不妊症というと女性の病気というイメージがありますがそれは大きな誤りで、結婚しているカップルの10%以上が不妊症の悩みを抱えていています。
WHOの統計によるとそのうち女性のみに原因がある症例は41%、男性のみが24%、双方に原因があるケースが24%とされています。
妊娠率は年齢と強く相関しています。
女性も男性も年齢が上がれば上がるほど、妊娠率は低下します。
だからこそ、回り道は禁物です。
子どもを望んでもなかなか妊娠できないとき、まず女性が産婦人科を受診し、男性側に不安がある場合には泌尿器科を受診するという段階を踏むのではなく、不妊症とはカップルの病気だという認識に立つこと、女性と男性を同時に診断し、治療できる専門施設を選ぶことが、妊娠への近道であることを理解していただきたいと思います。
Q.患者さんに対して気を付けている事があればお聞かせください
不妊治療の最前線で多くのカップルの治療にあたっていると、治療の目的が共有されていないケースにしばしば遭遇します。
例えば、女性は一日でも早く子どもが欲しいので、早期の体外受精や顕微授精を望んでいるのに、一方の男性は勃起障害をまず改善して欲しいと考えている。
そのように治療の方針にずれがあると、結果的に良好な治療成績を得ることはできません。
体外受精や顕微授精のスケジュールに入ると来院回数が多くなり、1回あたりの診療時間が長くなる傾向があります。
また、精神面で負担が大きくなるなどの理由から、仕事と不妊治療が両立できず仕事を辞めた、両立できず不妊治療を辞めた、両立できず雇用形態を変えた方も多数います。
そのため、当院では積極的に夕方診察を実施し、患者さまが仕事と不妊治療の両立ができるようサポートに努めています。
Q.院内の雰囲気づくりで気を付けているところは、どの様なところでしょうか
木場公園クリニックでは二人目不妊の専門フロアを設けていますが、それもまた初めての妊娠に挑む患者さんと小さなお子さんを連れた患者さん双方のストレスを排除したいという思いによるものです。
互いの意志と目的を確認して不妊治療に挑もうとするすべてのカップルのよりよい伴走者でありたいと願っています。
Q.最先端の治療で、期待出来るものはございますか
体外受精や顕微授精などの高度にヒトの手がかかる不妊治療のことをARTといいますが、ARTの技術は日進月歩で進んでいて、期待できるものはたくさんあると思います。
たとえば、最先端のシステムにタイムラプスがあります。
タイムラプスとは、一定間隔で胚を撮影して、その写真を連続で映し出すことで動画のように見ることができる技術です。
従来は胚の観察は、胚を培養している培養器(インキュベーター)から胚を取り出して顕微鏡下で行われていました。
当院が採用しているEmbryoScope+(タイムラプスシステム)では、培養器の中にカメラが内蔵されているため、胚を外に取り出さなくても10分毎に器械が胚を撮影してデータが蓄積されます。
タイムラプスシステムでは得られる胚の情報量が多くなるだけではなく、胚を培養する環境が一定となるため、良好な胚盤胞が得られる確率が増加します。
当院のデータでは、胚盤胞到達率は従来のインキュベーターでは48.8%、EmbryoScope+では60.0%と、EmbryoScope+で胚盤胞到達率が高い結果でした。
Q.今後の保険適用に期待する事をお聞かせください
体外受精、顕微授精や人工授精が保険適応可能となって、多くの患者さんが妊娠を望むことができるようになったと強く思います。
今後は保険診療可能な患者さんに対しては、保険を使用して不妊治療を行っていきます。

アクセス

東京メトロ東西線 木場駅 徒歩1分