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高崎ARTクリニック

クリニックの紹介

不妊原因、ご夫婦の体の状態、年齢、治療歴、社会的背景など、同じ方は一人としていません。
当然一人ひとりに適した治療法やサポートは異なります。
患者さまとじっくり対話、向き合うことで、妊娠しない原因を明確にし、なぜこの治療が必要なのかを納得していただきながら治療を進めることを第一に考えています。
できる限り不安や疑問を取り除けるよう、医師はもちろん、看護師、培養士、医療事務、管理栄養士、体外受精コーディネーター、スタッフ全員でサポートいたします。

住所 〒370-0831 群馬県高崎市あら町136-1
TEL 027-310-7701
HP https://www.takasakiartclinic.jp/

診察時間

曜日
午前
午後
夜間

午前 8:30〜13:00
午後 13:00~17:00

△土曜日午後と祝日は、医師の指示がある方のみ診療を行います。

休診日:日曜・祝日の午後
※日曜日は生殖補助医療の方のみ診察いたします。一般不妊治療は行っておりません。
※採卵は、原則8:30からですが、排卵に合わせて13:00に行う場合があります。
※胚移植は、月曜日~土曜日は15:30、日曜日は13:00、祝日は11:00に行います。
※子宮鏡検査は原則、火曜日、水曜日、金曜日の午後に行います。
※都合で、変更になる場合があります。
※受診前には必ずクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。

               

代表者紹介

久保 祐子
院長

久保 祐子

「子どもが欲しいとお考えの皆さまにとって、ためになる医療がしたい」
この気持ちは、医師になったときからの私のモチベーションのひとつでした。
妊娠した後、順調な妊娠経過を見守り、無事出産しかわいい赤ちゃんを胸に抱いていただくまでが、我々の責務と考えております。
舘出張佐藤病院グループとして、妊娠から出産までをトータルサポートできるよう、職員一同努めていきたいと思っております。

【職歴】
群馬大学医学部卒業
群馬大学医学部付属病院、さいたま赤十字病院、県立小児医療センターなど勤務を経て現職

【資格・所属学会等】
日本産科婦人科学会専門医
日本生殖医学会生殖医療専門医
母体保護法指定医

診療方針

・女性医療の地域中核機能を担う舘出張 佐藤病院のグループクリニックとして、長期的視野に立ち、患者さま一人ひとりに合った適正かつ質の高い生殖医療を提供し、地域医療の向上に貢献します。
・患者さまの立場に寄り添い、心と体にやさしいケアを提供します。
・生殖医療の継続的向上を目指し、研究および教育機能を担います。
・私たちの知識を社会に広めるため、啓蒙活動を積極的に行います。

クリニックインタビュー

Q.どういう治療が貴院の特徴でしょうか
・自然・低刺激周期での体外受精 ~体に負担の少ない治療

当院では、排卵誘発剤によって多数の卵子を育てるのではなく、体が選んだ質の高い卵を採取することが重要と考え、薬剤をほとんど使用せず自然に発育した卵による「自然周期」と、排卵誘発剤の使用量を最小限にした「低刺激周期」による体外受精を選択しております。良好な卵を採取できるだけでなく、子宮の着床環境も悪化させず、新鮮胚移植が可能となります。低刺激法は、ホルモン剤による副作用も少なく、体への負担は非常に少ない治療法です。
薬剤によって排卵日をコントロールすることはせず、卵の発育に合わせ、最適なタイミングで治療するために年末休診以外、毎日体外受精を行える体制を整えております。


・不妊治療専門施設としての実績

当院は、日本生殖医学会「生殖医療専門医」が4名在籍し、学会認定の「生殖医療専門医制度認定研修施設」です。また、胚培養士7名は日本卵子学会認定の「生殖補助医療胚培養士」と日本臨床エンブリオロジスト学会認定の「認定臨床エンブリオロジスト」という2つの資格を所有しております。日本不妊カウンセリング学会認定「体外受精コーディネーター」は4名在籍しております(2022年現在)。スタッフ全員が一定した技術・知識レベルを保ち、最新の治療を取り入れ、卵の培養環境を改善し、最大の心理的サポートができるよう、カンファレンスや勉強会を定期的に行い、学会参加や学会発表を行う体制を整えています。
2007年の開院以来、4000組以上のご夫婦の妊娠が成立し、当院を卒業されました(2022年現在)。その9割以上が高度生殖補助医療による妊娠です。体外受精の採卵件数は年間2000件以上と多数の実績があります。
・婦人科・産科との連携
当院は、佐藤病院グループの不妊専門施設です。佐藤病院は群馬県トップの分娩数を有する病院であり(2022年現在)、子宮内膜症や子宮筋腫に対し内視鏡認定医による腹腔鏡手術の多数実績があります。当院治療中に婦人科治療が必要となった場合は、佐藤病院と連携し、治療にあたっております。緊急時にも24時間対応しております。また、当院を妊娠卒業後も佐藤病院で出産まで責任を持ってサポートしております。
Q.患者さんに対して気を付けている事があればお聞かせください
・患者さまに寄り添った治療

不妊原因、ご夫婦の体の状態、年齢、治療歴、社会的背景など、同じ方は一人としていません。当然一人ひとりに適した治療法やサポートは異なります。患者さまとじっくり対話、向き合うことで、妊娠しない原因を明確にし、なぜこの治療が必要なのかを納得していただきながら治療を進めることを第一に考えています。
できる限り不安や疑問を取り除けるよう、医師はもちろん、看護師、、培養士、医療事務、管理栄養士、体外受精コーディネーター、スタッフ全員でサポートすることに努めております。

・プレコンセプションケアの実践~妊娠に向けた体づくりをサポート

当院では、体重、食事内容や運動状況、服薬内容、喫煙やがん検診の有無、感染症やワクチン接種状況など様々な視点や検査から、患者さまの現在の状態を把握し、妊娠に向けた体づくりをサポートしています。特に体づくりの基本となる栄養面は管理栄養士を中心にアドバイスしております。患者さまの妊娠する力を引き出し、医学的介入は最小限にとどめること、それが結果として妊娠につながると考えております。
Q.院内の雰囲気づくりで気を付けているところは、どの様なところでしょうか
新型コロナウイルス感染症対策のため、院内の徹底した消毒や24時間換気システムを導入し、患者さまが安心して診療を受けていただけるよう努めております。診療までの待ち時間を有効に活用していただくとともに、院内の密の回避のため、診療時間が近づきましたらメールにてお呼び出しするシステムも導入いたしました。
また、患者さまに落ち着いて診療を受けていただくため、お子さま連れの来院を控えていただいております。(コロナ禍以前は、グループ内の託児施設にて診療終了までお子さまをお預かりしていましたが、現在は運営を中止しております。)
Q.最先端の治療で、期待出来るものはございますか
PGTA(着床前遺伝子診断)や前核期透明帯除去に期待しておりましたが、先進医療にも認められませんでした。不妊治療の保険適用により、最先端医療や研究を行うには難しい時代になってしまったと感じています。
Q.今後の保険適用に期待する事をお聞かせください
混合診療を認めるべきと考えます。不妊治療の保険適用化により、当院では治療内容を大幅に変更せざるを得ませんでした。保険診療にはかなりの制限があり、制限の中で妊娠率を向上させるには限界があります。保険診療は治療の標準化と医療費の削減に寄与することは理解できますが、患者さま一人ひとりに適した治療の選択は、ひとりでも多くの患者さまを救えることに繋がります。

アクセス

JR高崎駅 西口から徒歩5分