【ニュース】 W society「#私を知ろうプロジェクト名古屋」powerd by豊田通商ライフデザインオンラインセミナーに参加しました。
10月27日、当サイトの厳選クリニックに掲載させていただいているまるたARTクリニックの丸田先生がゲストで出演する「#私を知ろうプロジェクト名古屋」ライフデザインオンラインセミナーに参加しました。
名古屋市副市長杉野みどり様、まるたARTクリニック院長・産婦人科医師 丸田英先生をゲストに迎え、「カラダを知ることから始める、キャリアデザイン~年齢ごとの体質変化との上手な付き合い方~」をテーマに、女性が“自分について知る”機会を作り、その上で、キャリアとライフイベントの両立などについてトークを展開されました。
セミナーオープニングゲストとして、男女平等参画の推進やプレコンセプションケア啓発を進めている名古屋市副市長杉野みどり様が登壇。杉野様は、子育てと仕事の両立について「すでに子供は自立していますが、髪を振りみだしながら仕事と育児、そして家庭を両立しながら邁進してきました」とコメント。また、現在は「母親の介護と両立しながらなんとか副市長の重責を、一生懸命務めている毎日でございます」と、これまでのキャリアとライフへの向き合い方を語られました。
丸田先生は、産婦人科医の視点から、実際に思春期や更年期、ライフステージや生活環境の変化を受けて、多くの女性が生理不順といった不調が起きることを説明。女性の生涯の月経回数が、昔の約10倍に増えていることについて、「昔は沢山子供が産めるような社会だったのに比べて、現代はまず栄養面でも食べ物が豊富になったことで初経が早くなり、閉経が昔よりも遅くなっています。それに加えて、妊娠回数が減り(妊娠・授乳中は生理が止まるので)月経回数が昔の女性の約10倍に増えています」と話しました。また、「生理の出血量は少ないと問題ですし、また多くてもそれはそれで何か疾患が隠れていないか心配しなければいけないところです。なかなか人と比較するのは難しいところだと思いますが、ご自身の生理の量が前と違うな、とか少しでも感じたら早めに婦人科に来てほしいです」と呼びかけました。
また、AMH検査について、「AMH検査をすることで、自分のカラダに残っている卵子の数の目安を推測することができます。重要な情報が血液検査で簡単に調べられるのです」と語られました。
講演を終え、今回のテーマ #私を知ろう ということで、知ること学ぶこと、自分自身の身体に耳を傾けること、そして場合によっては検査をしてみること、というのは自分自身を守る上で、未来をつくっていく上で大切な一歩だということを今日あらためて学ばせていただきました。